会社の資本金はお金ですが、会社の売上・利益が向上し成長するには人の成長が不可欠で、会社の貸借対照表に記載されていない会社の本当の「力」は、働いている従業員、「人」となると関門海は考えています。会社経営は根本に絶対に変えてはいけない普遍的な「理念」があり、そして「ビジネスモデル」があり利益が構築されますが、そのビジネスモデルを運用し会社の強みにするのも「人」となります。
情報通信が発達し意思決定のスピードが求められる時代となった今、我々は意思決定の基準を明確にしなければなりません。全従業員が明確な意思決定の基準を持つ、これが根本の「理念」であり、組織の隅々まで浸透する組織文化を構築することが、「人が資本の関門海」へなりうる道であります。
また、その前に必ずもう一つ忘れてはいけない重要な事、それは会社のビジョンを全員で共有する事、そして会社のビジョンと働いている人、従業員のビジョンを共有する事が難易度が高く、非常に大切な事になります。働いている人たちとのビジョンを共有するためには接着剤が必要となり、その接着剤となりうるのは従業員満足度の向上です。ですから、従業員満足度向上を図る努力を会社は絶対に怠らない、やり続けることができる仕組み構築に我々は特に力を入れています。
研修の実施、評価制度、従業員満足に関する社内アンケート、福利厚生の充実、労働環境、処遇の改善などです。
我々は長期の視野に立ち、優秀な幹部人材を育て、社内制度の充実を図り集合天才型組織を目指します。
外食で働きたくない若者が増えたとよく言われますが、外食が敬遠されているのではなく、劣悪な外食の労働環境が敬遠されているのだと考えます。近い将来、外食で一番働きたい会社、「人が資本の関門海」と社会評価される日が来るまで、必ずやり続ける強い覚悟で会社経営を全ういたします。
人が残れば、何度でもやり直すことができ、また挑戦もできますから。